0から始めるCCNA勉強記録!!

CCNA合格に向けて、勉強したことのアウトプットをしています。応援などいただけたら励みになります。

15日目 拡張ACL

今日はパケトレ多め

 

<学習内容>

○拡張ACL

送信元IPアドレス、宛先IPアドレスプロトコル番号、送信元ポート番号、宛先ポート番号を指定できる。

 

・拡張ACLの設定

①拡張ACLを作成する。

番号付き拡張ACL

access-list ACL番号 permit|deny プロトコル 送信元IPアドレス ワイルドカードマスク 送信元ポート番号 宛先IPアドレス ワイルドカードマスク オプション

 

拡張ACLACL番号は100~199

 

名前付き拡張ACL

ip access-list extended  で拡張ACLコンフィギュレーションモードに移行してから、

 

permit|deny プロトコル 送信元IPアドレス ワイルドカードマスク 送信元ポート番号 宛先IPアドレス ワイルドカードマスク オプション

 

インターフェイスに適用

ip access-group

拡張ACLは送信元に近いインターフェイスに適用することが推奨される。

 

○パケットトレーサ

標準ACL、拡張ACLの設定

 

実際にACLの作成、インターフェイスに適用まで。http通信を許可してicmpを拒否など。

 

14日目 標準ACL

眠くて進まず・・・

 

<学習内容>

○標準ACL

ACLとは

アクセスコントロールリスト。チェック条件とその条件に一致する場合の動作(許可または拒否)の一覧を登録し、パケットのフィルタリングをする。

 

・標準ACL

送信元IPアドレスをチェックする。番号付き標準ACLと、名前付き標準ACLがある。

 

・拡張ACL

パケットの送信元IPアドレス、宛先IPアドレスプロトコル番号、送信元ポート番号、宛先ポート番号をチェックする。番号付き拡張ACLと名前付き拡張ACLがある。

 

ACLの順番

ACLはリストの上の行から検索し、該当する行を見つけたらそれ以降は検索しない。なので、

192.168.2.32/28拒否

192.168.2.40のみ許可

にしても、192.168.2.40は受信できない。

 

・ワイルとカードマスク0.0.0.0を指定すると、指定したIPアドレスのみ許可する設定になる。host IPアドレス でも同じ。

 

・すべてのIPアドレスを条件とする

0.0.0.0 255.255.255.255 もしくは any を指定すると、すべてのIPアドレスが条件となる。

 

・インバウンドとアウトバウンド

ルータに入ってくるときのチェックをインバウンド、ルータから出ていくときのチェックをアウトバウンドという。

 

・標準ACLの設定

①標準ACLを作成

番号付き標準ACLの作成

access-list ACL番号

 

名前付き標準ACLの作成

ip access-list standard

permit | deny IPアドレス ワイルドカードマスク

 

インターフェイスに適用

ip access-group

13日目 OSPF関連

<学習内容>

OSPF関連

○パラメータの調整

・ルータプライオリティ

DRとBDRの決定のための設定。もっとも大きいものがDRになる。

 

config-if#ip ospf priority

 

※OSPFの再起動は、#clear ip ospf process

 

・コスト値の変更

ルート設定に関係する値。合計コストが少ないルートを選択する。

 

config-if#ip ospf cost

 

帯域幅bps)の変更

 

config-if#bandwidth

 

※コスト値と帯域幅を同時に変更すると、コスト値で設定した値が優先される。

 

・Helloインターバル、Deadインターバルの変更

config-if#ip ospf hello-interval

config-if#ip ospf dead-interval

 

・MTUミスマッチ検出機能の無効化

config-if#ip ospf mtu-ignore

 

・デフォルトルートの配布

インターネットに接続するためにはデフォルトルートの設定が必要。すべてのルータにデフォルトルートを設定するのは大変なので、1台のルータのデフォルトルートの設定を配布することができる。

 

config-router#default-information originate [always]

 

○OSPFのトラブルシューティング

確認すること

・ルータ間の接続

ケーブル接続やIPアドレスの設定

 

・ルーティングテーブル

宛先へのルート情報がルーティングテーブルに登録されているかどうか

ルーティングプロトコルの設定の見直し。OSPFが有効化されているか。パッシブインターフェイスになっていないか。

 

・ネイバーテーブル

Helloパケットの交換ができているか

 

 

○パケットトレーサ

vlanの設定とvlan間ルーティング

サブインターフェイスの設定がややこしかった。encapsulation dot1qの指定を間違えた。ルータとスイッチの接続で、ルータの物理インターフェイスIPアドレスを設定した後にno shutdownを入力し忘れて、スイッチの接続ポートをトランクポートに設定できなかった。

 

 

 

12日目 OSPFの設定

昨日パケットトレーサでやったところ!実際に操作してるとわかりやすい。

 

<学習内容>

OSPFの設定

 

ワイルドカードマスク

OSPFでは、動作を有効にしたいインターフェイスを指定する際にワイルドカードマスクを使用する。ワイルドカードマスクは、直前に指定されたIPアドレスのうち、そのまま条件とする部分を0、任意の値でよい部分を1で設定する。

 

○ルータでOSPFを有効にするコマンド

#router ospf

 

○OSPFを有効にするインターフェイスを指定するコマンド

#network IPアドレス ワイルドカードマスク area エリアID

 

○ルータIDの指定

#router-id ルータID

ルータIDは、ほかのルータと重複しない値を設定する。

 

○ループバックインターフェイスの作成

interface Loopback 

 

○ネイバーの確認

#show ip ospf neighbor 

自身のルータではなく隣接するネイバーの情報が見れる

 

○LSDBの要約情報(LSAのリスト)の確認

#show ip ospf database

 

○ルーティングテーブルの確認

#show ip route

 

インターフェイスの確認

※試験で聞かれやすい!

#show ip ospf interface

IPアドレスと所属するエリア

対向のルータとエリアIDやサブネットマスクが異なっていると、ネイバーにはなれない。

②プロセスIDとルータID、ネットワークタイプ、コスト

③リンクの状態とプライオリティ

④DRとBDRのルータIDとIPアドレス

⑤helloインターバルとDeadインターバル

これらの値が隣接ルータとずれていると隣接関係を築けない。

 

○パケットトレーサ

デフォルトゲートウェイ(異なるインターネットとの接続)

設定ありと設定なしのときの動作の違いの検証と設定方法の確認

11日目OSPF ルートの選択など

最近進みが悪くなってきました。ここが頑張りどころ!

 

<学習内容>

OSPFについて

○ルートの選択

OSPFでは、コストを基に最適なルートを選択する。コストは10の8乗÷帯域幅bps)で求められる。ファストイーサネット及びギガビットイーサネットインターフェイスでは、コストは1になる。コストが最短のルートが複数ある場合は、デフォルトで4つまでそのルートがルーティングテーブルに登録される。これにより、トラフィックを分散する機能を等コストロードバランシングという。コストを直接設定したり、帯域幅を変更したりすることで、最適なルートを変更することができる。

 

○OSPFでの考慮事項

マルチアクセスではないネットワークでは、DRとBDRを選出しない。また、マルチキャスト通信が行えないネットワークでは、Helloパケットでネイバーを自動検出できないため、手動でネイバーを指定する必要がある。

・パッシブインターフェイス

対PCに対してなど、Helloパケットを送信する必要のない場合には、OSPFを有効にしつつHelloパケットを送信しないようにすることができ、パッシブインターフェイスという。

・MTU

1回の通信で送信できるパケットの最大サイズ。ネイバー同士のMTUのサイズが異なると完全な隣接関係を築けないため、対向のルータとMTUのサイズを合わせるか、MTUの不一致を検出する機能を無効にする。

 

○マルチエリアOSPF

複数のエリアを作成して、個々のルータのLSAをエリア内にのみ帆人し、エリア間ではルート情報を伝えるLSAをやりとりすることで、トラフィック量を減らし、メモリやCPUへの負荷を軽減する。

・エリアを作成するときの注意点

エリア番号0の、バックボーンエリアを作成する。

他のエリアを、バックボーンエリアに接続するように作成する。

ルータをエリアの境界に配置する。

 

○パケットトレーサ

・ダイナミックルーティング

各ルータへのOSPFの設定と接続テスト

router ospf 

network

ワイルドカードマスクの設定

10日目 OSPFの概要 パケットトレーサの設定とスタティックルーティング

初めてパケットトレーサー触りました。実際の操作すると理解がしやすい!

<学習内容>

OSPFの概要 パケットトレーサの設定とスタティックルーティング

○OSPFの概要

IGPに分類される。リンクステート型のプロトコル。ルーティングアップデートではHelloパケットのみ送信するためルーティングプロトコルトラフィック量を軽減できる。コンバージェンスが速い。VLSM に対応している。ネットワークをエリアで分割するため、ネットワークを階層化できる。メトリックとして「コスト」を利用する。

コスト=10の8乗/帯域幅bps

デメリットは、RIPよりもメモリやCPUへの負荷が大きい。

○OSPFの動作

1 Helloパケットを交換してネイバーを検出

    マルチキャストアドレスの224.0.0.5へ送信

    パケットを受け取る前のネイバー関係の初期状態はDownステート。

2 ネイバーテーブルにネイバーを登録

   Helloパケットを受け取り、ネイバーテーブルに送信元ルータを登録、そのルータの状態をInitステートにする。ネイバーとして登録するには、Helloインターバル、Deadインターバル、スタブフラグ、サブネットマスク、認証の情報エリアIDを隣接するルータと合わせる必要がある。

3 相互を認識し、LSDBの交換の準備

    お互いのネイバーテーブルに登録され相互に認識し、LSDBを同期させる準備ができた状態が、2Wayステートになる。

4 ルータ間でDBDパケットを交換

    二つのルータ間でDBDパケットを交換し、マスターまたはスレーブの役割を決める。この時、ルータはExstartステートになる。

役割が決定すると、Exchangeステートに移行し、DBDパケットでLSDBの要約情報を交換する。

5 詳細なLSA情報を交換

    Exchangeステートのときに新しい情報を検出すると、LSRパケットとLSUパケットをやり取りする。この時、ルータはLoadingステートに遷移する。LSUパケットを受け取ったルータは、LSDBを更新し、LSAckパケットを送信して、Fullステートに遷移する。

 

○パケットトレーサ

簡単な構築とスタティックルーティングの設定