<学習内容>
OSPF関連
○パラメータの調整
・ルータプライオリティ
DRとBDRの決定のための設定。もっとも大きいものがDRになる。
config-if#ip ospf priority
※OSPFの再起動は、#clear ip ospf process
・コスト値の変更
ルート設定に関係する値。合計コストが少ないルートを選択する。
config-if#ip ospf cost
config-if#bandwidth
※コスト値と帯域幅を同時に変更すると、コスト値で設定した値が優先される。
・Helloインターバル、Deadインターバルの変更
config-if#ip ospf hello-interval
config-if#ip ospf dead-interval
・MTUミスマッチ検出機能の無効化
config-if#ip ospf mtu-ignore
・デフォルトルートの配布
インターネットに接続するためにはデフォルトルートの設定が必要。すべてのルータにデフォルトルートを設定するのは大変なので、1台のルータのデフォルトルートの設定を配布することができる。
config-router#default-information originate [always]
○OSPFのトラブルシューティング
確認すること
・ルータ間の接続
ケーブル接続やIPアドレスの設定
・ルーティングテーブル
宛先へのルート情報がルーティングテーブルに登録されているかどうか
ルーティングプロトコルの設定の見直し。OSPFが有効化されているか。パッシブインターフェイスになっていないか。
・ネイバーテーブル
Helloパケットの交換ができているか
○パケットトレーサ
vlanの設定とvlan間ルーティング
サブインターフェイスの設定がややこしかった。encapsulation dot1qの指定を間違えた。ルータとスイッチの接続で、ルータの物理インターフェイスにIPアドレスを設定した後にno shutdownを入力し忘れて、スイッチの接続ポートをトランクポートに設定できなかった。