長らく更新しておらず・・・ちょっとだれてきている・・・
<学習内容>
〇STPが機能する仕組み
STPでは、一部のポートをブロックすることで、フレームのループを回避している。
中心となるスイッチ(ブリッジIDが最も小さい)をルートブリッジという。ブリッジIDは、ブリッジプライオリティとMACアドレスから構成される。ブリッジプライオリティはデフォルトで32768。ルートブリッジなどを決定するためには、スイッチ間でBPDUという管理用のフレームが交換される。
〇STPの設定
・最初に、ルートブリッジが決定される。(BPDUを交換して、ブリッジIDが最も小さいスイッチ)。
・各ポートの役割をきめる(ルートポート・指定ポート・非指定ポート)
ルートポートは、①類型のパスコストが最も小さいポート、②送信元ブリッジIDがもっとも小さいBPDUを受け取ったポート、③送信元ポートIDが最も小さいBPDUを受け取ったポートによって決定される。
・指定ポート
スイッチ間のセグメントで、上位のBPDUを送信するポートを指定ポートとする。セグメントで上位のBPDUを送信するポートを指定ポートとなる。
・非指定ポート
通信をブロックする。ルートポート、指定ポートに選ばれなかったものがなる。
〇ポートの状態
ブロッキング→リスニング→ラーニング→フォワーディングのように状態を遷移する。
すべてのスイッチが安定した状態を、コンバージェンスという。
・タイマー
Hello タイマー
→BPDUが送信される間隔。デフォルトは2秒
最大エージタイマー
障害が発生したと判断し再計算を始めるまえの時間。デフォルトは20秒。
転送遅延タイマー
リスニングと、デフォルトでルートブリッジ
デフォルトは15秒。